新規事業開発コンサルティング

中・長期視点でのビジョン設定

新規事業を始めるのであれば、継続的な成果が期待されます。事業に綺麗事は言えませんし、目先の利益も重要です。しかし、既存事業がある中で新規事業を組み立てる場合には中期・長期での企業としてのビジョンが重要となります。

新規事業にはどうしても赤字期間が発生します。種まきから始めなければいけませんし、芽が出るまでには事業によって異なるものの期間が必要です。しかし、その期間を長いと見るか短いと見るかは目標となる中期・長期のビジョンに左右されます。

つまり、初動からしっかりと目標設定を行い、その目標に対しての逆算で事業の設計を行う事が重要になります。これは事業設計の基本のキかもしれませんが、既存事業と並行した新規事業立ち上げの場合には特に注意しておかければいけないポイントです。

必要スキル、リソースの洗い出し

新規事業は今までとは違う新しいことを行うため、そもそもその事業が社内で実施できるのかを慎重に見極めなければいけません。他社で同じ内容で成功している企業があるのかもしれませんが、それを自社でも同じように出来るかは当然ながら別問題です。

弊社が新規事業開発の支援を行う際、ただ儲かりそうだという新規事業を推し進めるのではなく、現実的にクライアントの社内で新規事業が推進できるのかどうかを確認した設計を行います。必要なスキルは揃っているか、そもそも社内リソースは足りているのか、などの面から実務レベルで設計を行います。

また、クライアント企業としてその新規事業を行うことに意義があるのかも確認しながら、社内全てで取り組める事業を設計します。「新規事業は別メンバーだけで行う」と切り分けられる場合もありますが、切り分けたとしてもどこかしらで連携を取りつつ進められる構成を作ります。

企業としての目標設定

新規に事業を始めるのであれば、まずはその企業・事業の目標設定を行わなければいけません。事業には目的があり、その目的を達成するために事業の細部を調整します。目標をしっかりと決めてから、その目標に対して逆算的に事業計画を立てていく事が重要。

弊社の新規事業開発コンサルティングでは、市場を調査した上で事業としての目標設定も一緒に行います。定性的な目標だけではなく、イメージされている目標（ありたい姿）を定量的に分析し、月次の事業成長を目指せるような事業計画に落とし込みます。基本的には10年後のビジョンを策定した後に3年〜5年の短期事業目標を作成し、日々の行動目標を立てるような流れで進めます。

必要なソリューションの手配

今から事業を行う場合、多くは社長自らが前線に立ち商品開発や営業を行うでしょう。しかし、事業を円滑に進めるためにはそれ以外にも必要なことがたくさんあります。経理・会計・総務などのバックオフィス業務、集客・戦略などのマーケティング構築、販売フローを自動化する運用体制構築など、初期段階では見えないような部分が事業を進めると浮き彫りになってきます。

弊社では、そういった事業に関わるさまざまな分野の専門家手配も行なっております。最初から全て業務委託で進めてしまうと、予想以外に膨大なコストがかかってしまったり、中身が見えないためにミスが増えたり…と問題になるケースもあるので、専門分野以外はある程度の分散化が重要です。そう言った専門家手配も弊社で一元管理しております。

事業構想として出ているアイデアの具現化から収益性の高いプランニングを行います。商品やサービスにフォーカスした展開ではなく、企業自体として顧客との関係性構築を意識した事業設計を得意としています。

経営や事業の大枠から、ウェブ活用や広告戦略、店舗オペレーションなど細かな部分まで幅広くサポートしており、成長に繋がる一手をご提案致します。